ジムやスポーツクラブに行くと、各部位を鍛えるマシンのコーナー、そしてバーベルやダンベルが置かれているフリーウェイトコーナーがあります。
今回はそれぞれのメリットとデメリットについてお話ししていきましょう。
【結論】 フリーウェイトとマシンどっちを選べばいいの?
正しい姿勢を覚えたり正しい動作を学習する必要があるため、フリーウェイトから始めることがおすすめ!
フリーウェイトを正しい姿勢や動作で行えるようになってからマシントレーニングに移行してみましょう。
もちろんマシン→フリーウェイトも間違いではありませんが、間違えた動作を治すにはかなりの時間と労力を要してしまいます。
フリーウェイト
フリーウェイトのメリット
全身を連動させやすい
フリーウェイトを怪我せずに行うためには正しいアライメント(関節や骨の配列)を保つ必要があります。
アスリートや身体の機能改善を目的とした方にはフリーウェイトがオススメ!
骨格に合った動作が可能
マシンの場合は動作の軸がマシンにあるので、マシンの動きに合わせる必要があります。
しかしフリーウェイトの場合、動作の軸が自分にあるため、自分の骨格に合った動きを作ることができます。
心理的限界を突破しやすい
ベンチプレスが良い例ですが、もし持ち上げられなかったら押し潰されてしまう心配があります。
そのような生命の危機に瀕している時に人間は火事場の馬鹿力を発動しやすくなります。
フリーウェイトのデメリット
動作の習得に時間がかかる
姿勢などの気をつけるべき点がたくさんあるためテクニックの修練には時間がかかってしまいます。
高重量を扱う際に危険が伴う
少し軌道がズレただけでバランスを崩してしまうなど高重量を扱う際のリスクは伴うため気をつけましょう。
マシン
マシンのメリット
安全に無茶できる
例えばベンチプレスで無茶な重量を使うにはリスクが伴いますが、チェストプレスならば安全に無茶な重量にチャレンジすることができます。
ボトルネックがあっても対象筋に負荷をかけられる
例えばスクワットの場合は体幹が弱いと重量を担げませんが、レッグプレスならば腰が悪くても脚を鍛えることができます。
マシンのデメリット
エキセントリック局面(戻す時)の恩恵を受けにくい
ウェイトスタッグ式のマシンは滑車を介して重りを持ち上げる機構となっているため摩擦力が働きます。
つまり挙げる際は重くなり、戻す際は軽くなるということになります。
しかしながら筋肉はコンセントリック収縮(挙げる時のように筋肉が縮みながら力を発揮する時)よりもエキセントリック収縮(戻す時のように筋肉が伸びながら力を発揮する時)の方が強い力を発揮できるため、筋肉を効果的に追い込むことが困難なのです。
悪い姿勢でも動作ができてしまう
これは一見メリットのようにも思えますがデメリット! 効果的でないばかりか怪我に繋がることもあるので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか。
フリーウェイトとマシンにはそれぞれの良い点悪い点があります。
それぞれの目的や怪我などの状況に応じて使い分けるようにしましょう!
また今回の記事を機にフリーウェイトに挑戦したいと思った方がいたら幸いです。
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