2024 西日本ボディビル選手権 観戦レポート

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2024年9月1日、京都テルサホールにて第20回西日本ボディビル選手権が行われた。

今回は関西での開催ということもあり、関西や東海を中心に西日本の王者たちが京都に集う。

各地方の猛者たちがしのぎを削る戦いの火蓋が切られた。

この記事を書いた人
くまちゃん

全米エクササイズトレーナー協会認定パーソナルトレーナー
日本ケトルベル連盟認定インストラクター
日本空手道鍛拳塾 代表

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ピックアップ

ビキニ、フィジークのピックアップが終了し、会場が厳かな雰囲気に変わった。

今年のミスター東海森本功太、昨年ミスター日本2次ピック進出者太田研二、今年のミスター関西田村龍行を筆頭に各地方の猛者が次々と入場。

やはりバルク、仕上がりともに地方を勝ち抜いただけのことはある。

そんな中ピックアップが始まった。

西村拓史、仲田佳央、辻本滉人、そして2023ミスター大阪の沖田大輝といった関西トップクラスの選手が早々に呼ばれ、この大会のレベルの高さを改めて認識する。

今年の日本ジュニア覇者渡部史也も呼ばれた瞬間会場がざわついた。

一体誰が優勝するんだ?

そんなムードが会場を包み込む中ピックアップが終わりを告げる。

比較審査

大混戦のピックアップ審査を通過した選ばれし12人の精鋭たちが入場する。

バルク、ストリエーション、絞り、バランス、骨格どれを取っても一級品の漢たちが出揃った。

そしてここで会場に衝撃が走る。

昨年ミスター大阪3位辻本滉人、ミスター兵庫三宅泰門、ミスター奈良仲田佳央、ミスター京都河野厚志、さらに昨年西日本5位のミスター大阪沖田大輝という関西トップ選手たちの姿がなかったのだ。

それほどまでにハイレベルな戦いが京の都で繰り広げられていた。

そしてファーストコール4名の名がテルサホールにこだまする。

181番、196番、166番、177番。

昨年兵庫を圧倒的な実力で制したブランドン・ロックハート、昨年ミスター西日本準優勝岡田英樹、ミスター東海森本功太、そして今年日本ジュニア123人の頂点に立った渡部史也の威信をかけたバトルが火蓋を切った。

右2人のコンディション、アウトライン、脚のカットが光る。

ワンツーはこの2人か。

カメラを片手に私の脳内AIが審査を始める。

次にセカンドコール。

3人の新旧ミスター関西が並んだ。

真のミスター関西は誰か?

選手はそんなこと考えていなかったと思うが、マニアである私の脳内AIは興味をかきたてられていた。

続いてサードコール。

ファーストコールの3人と今年のジャパンオープンファイナリストの西條正太郎が加えられた。

フォースコール

ミスター東海岡龍弥、大戸亮二、井上力輝が並ぶ。

フィフスコール

ついに太田研二が呼ばれる。

毎年ミスター日本二次会ピックの常連選手で今大会優勝候補でもあった。

そしてなぜかファーストコールで呼ばれた岡田英樹が再び呼ばれた。

シックスコール

関西対決再び。

そしてついに我らが西村店長参上!

昨年は涙を飲んだ2023年だったが、今大会関西トップ勢を押し除けトップ12入りを果たした。

セブンスコール(ラストコール)

バルク、カットともに実力は拮抗している。

誰が何位でもおかしくない大接戦の末ミスター西日本比較審査が幕を閉じた。

まとめ 結果

優勝 渡部史也

準優勝 森本功太

3位 岡田英樹

4位 Brandon Lockhart

5位 岡龍弥

6位 西條正太郎

7位 大戸亮二

8位 太田研二

9位 田村龍行

10位 井上力輝

11位 西村拓史

12位 古野洋輔

今大会は京都開催ということもあり、関西や東海勢が多かった。

また、残念ながら台風の影響により九州、四国勢の欠場も多数見られた。

果たしてこの中からミスター日本を脅かす者が出るのだろうか。

10月6日大阪での最終戦、ミスター日本での活躍を期待しよう。

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